自律神経失調症

自律神経失調症とは?
Autonomic Dysfunction-01

自律神経失調症とは、自律神経のバランスが乱れることで、身体やこころにさまざまな不調が現れる状態を指します。

自律神経は、呼吸や心拍、血圧、消化、体温調節などを無意識にコントロールしています。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れ、環境の変化などをきっかけに自律神経の働きが乱れると、検査では大きな異常が見つからないにもかかわらず、さまざまな症状が現れることがあります。

自律神経の働きについて
Autonomic Dysfunction-02

自律神経には主に、

  • 交感神経(活動時に働く神経)
  • 副交感神経(休息時に働く神経)

があります。
これらがバランスよく働くことで、身体の状態が保たれています。
しかし、このバランスが崩れると、身体やこころにさまざまな不調が現れることがあります。

自律神経失調症の主な症状
Autonomic Dysfunction-03

症状は人によってさまざまです。

全身症状

  • 疲れやすい
  • 倦怠感
  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 頭痛
  • 微熱感

循環器症状

  • 動悸
  • 胸の違和感
  • 息苦しさ

消化器症状

  • 胃もたれ
  • 吐き気
  • 腹痛
  • 下痢
  • 便秘

睡眠症状

  • 寝つきが悪い
  • 途中で目が覚める
  • 熟睡感がない

精神症状

  • 不安感
  • イライラ
  • 気分の落ち込み
  • 集中力の低下

自律神経失調症の原因
Autonomic Dysfunction-04

自律神経失調症は一つの原因で起こるわけではなく、さまざまな要因が関係しています。

  • 精神的なストレス
  • 過労
  • 睡眠不足
  • 不規則な生活
  • 環境の変化
  • 人間関係の悩み
  • 更年期などによるホルモンバランスの変化

などが関係すると考えられています。

自律神経失調症の診断・検査
Autonomic Dysfunction-05

自律神経失調症と似た症状を示す病気は少なくありません。

当院では必要に応じて、

  • 血液検査
  • 心電図検査
  • 胸部レントゲン検査
  • CT検査
  • 超音波検査

などを行い、症状の原因となる身体の病気が隠れていないか確認します。

まず身体の病気が隠れていないかを確認したうえで、症状や生活背景を丁寧にお伺いしながら診療を行っています。

自律神経失調症の治療Autonomic Dysfunction-06

症状や原因に応じて治療を行います。

生活習慣の改善

  • 規則正しい生活
  • 十分な睡眠
  • 適度な運動
  • バランスの良い食事

などが基本となります。

薬物療法

症状に応じて、

  • 自律神経のバランスを整える薬
  • 不安を和らげる薬
  • 睡眠を改善する薬

などを使用することがあります。

ストレスへの対応

ストレスの原因を整理し、無理のない生活リズムを整えていくことも大切です。

当院を受診される方へ
Autonomic Dysfunction-07

当院の心療内科診療は完全予約制となっております。
受診をご希望の方は、事前にご予約をお願いいたします。

さいごにAutonomic Dysfunction-08

自律神経失調症は、検査で大きな異常が見つからないことも多く、「どこに相談したらよいのかわからない」と悩まれている方も少なくありません。

疲れやすさやめまい、動悸、不眠などの症状が続く場合は、自律神経の乱れが関係していることもあります。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。