当院の胃カメラの特徴Gastroscope-01
鎮静剤を使用した苦痛の少ない胃カメラ
当院の内視鏡検査は、基本的に鎮静剤を使用し、ウトウトと眠ったような状態で行う苦痛の少ない検査です。「できるだけ楽に受けたい」「検査が不安」という方にも安心して受けていただけます。
経鼻・経口内視鏡に対応
鼻から行う経鼻内視鏡と、口から行う経口内視鏡の両方に対応しています。ご希望や体調、検査内容に応じて、負担の少ない方法をご提案いたします。
内視鏡専門医による丁寧な検査
総合病院で経験を積んだ内視鏡専門医である院長が検査を担当します。
わずかな異常も見逃さないよう丁寧に観察し、病気の早期発見・早期治療につなげます。
高精細内視鏡システムによる精密診断
OLYMPUS社の高画質内視鏡システムを導入し、粘膜のわずかな変化まで詳細に観察します。検査後は画像をご覧いただきながら、わかりやすく丁寧にご説明します。
徹底した衛生管理
内視鏡ガイドラインに基づき、国内高基準を満たしたOLYMPUS社の洗浄機を採用しています。安心して検査を受けていただけるよう、徹底した院内感染対策を行っています。
土曜・日曜の検査に対応
平日がお忙しい方にも受診していただけるよう、土曜・日曜も内視鏡検査を行っています(予約制)
胃カメラ検査(上部内視鏡検査)とは?Gastroscope-02
胃カメラ検査は、正式には「上部消化管内視鏡検査」と呼ばれるものです。
先端に小さなカメラがついた細いスコープ(内視鏡)を 口または鼻から挿入 し、食道・胃・十二指腸 の内部を直接観察します。
レントゲン検査では分かりにくい小さな病変も確認でき、必要に応じて組織検査(生検)を行うことも可能です。
どんな人が胃カメラを受けたほうがいい?Gastroscope-03
胃カメラをおすすめするのは、次のような方です。
胃カメラをおすすめするのはこんな方です
自覚症状がある方
- 胃の痛み、胸やけ、吐き気・げっぷが続く
- 食欲低下や体重減少がある
- 便が黒っぽい(消化管出血の可能性)
- のどのつかえ感、飲み込みにくさがある
ピロリ菌に感染している、または感染歴がある方
40歳以上の方(特に50歳以降)
ご家族に胃がんを患ったことのある方
慢性的な胃炎や潰瘍を繰り返している方
健康診断・人間ドックで異常を指摘された方
過去に胃カメラでつらい経験があり、検査をためらっている方
胃がんをはじめとした消化管の病気は、早期発見・早期治療がとても大切です。
自覚症状がない段階で見つかることもあるため、定期的な検査が健康を守ることにつながります。
口から?鼻から?どちらがよい?Gastroscope-04
当院では、口から行う「経口内視鏡」と、鼻から行う「経鼻内視鏡」のどちらにも対応しています。
それぞれに特徴があります。
経口内視鏡(口から)
- 拡大観察機能で詳細な観察が可能
- 安定した観察が可能
- 処置に適している
経鼻内視鏡(鼻から)
- 嘔吐反射(オエッとなる感じ)が少ない
- 検査中に会話が可能
- 鎮静剤を使わずに検査できる場合が多い
どちらが適しているかは、
症状・既往歴・体格・鼻の通りやすさ・ご希望などを総合的に判断し、医師がご提案いたします。
「以前つらかった」「できるだけ楽に受けたい」など、遠慮なくお伝えください。
バリウム検査との違いGastroscope-05
「バリウム検査」と「胃カメラ検査」は、どちらも胃の病気を調べるための代表的な検査ですが、方法や特徴は大きく異なります。
バリウム検査
- レントゲンによる間接的な検査
- 異常が疑われた場合は胃カメラが必要
胃カメラ
- 直接観察できる
- 必要に応じてその場で組織検査(生検)が可能
当院では胃カメラ検査を中心に行っております。
健康診断でバリウム検査を受けて「要精密検査」と言われた方も、当院の胃カメラで詳しく調べることが可能です。
胃カメラでわかる病気Gastroscope-06
胃カメラは食道、胃、十二指腸の粘膜を直接観察するため、色の変化や凹凸などの異常に気付きやすく、
触診や視診だけではわからない情報を見つけることができます。
胃カメラで発見できる「重大な病気」
早期に見つけることができれば、治療の選択肢が広がります。
- 胃がん
- 食道がん
- 十二指腸がん・乳頭部がん
- 胃悪性リンパ腫
胃カメラでよく見つかる「身近な病気」
自覚症状は軽くても、放っておくと悪化したり、将来のリスクにつながることがあります。
- 逆流性食道炎
- バレット食道
- 食道裂孔ヘルニア
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
- 慢性胃炎
- 胃ポリープ
- 胃憩室
- 急性胃炎
- アニサキス症
- カンジダ食道症
所要時間・検査の流れGastroscope-07
所要時間:60分程度
胃カメラの検査そのものは、通常10分程度ですが、組織を採る場合や鎮静状態により個人差があります。
検査の流れ
- 来院時に予約をお取りいただくか、LINE・Web・電話からも予約が可能です。
- お薬の情報(お薬手帳)をお持ちの方は、予約時にお知らせください。
- 夕食は消化のよい食事を21時までに済ませてください。
- それ以降は絶食となります。
- アルコールは控えてください。
- 飲み物(水・お茶)は夜間も摂取可能です。
- 午前中検査の場合:朝食はとらずに来院してください。
- 午後検査の場合:朝食は検査の6時間前までに軽くとり、それ以降は絶食してください。
- 検査1時間前までは水・お茶のみ摂取可能です。
- 鎮静剤を使用される場合は、検査後に車・バイク・自転車の運転ができません。公共交通機関や送迎のご利用をおすすめします。
- 常用している薬は検査予約時の指示通り服用してください。
- 糖尿病の方は、検査当日の朝の薬は服用しないでください。
1.問診・準備
問診と説明/同意書の確認/着替え/前処置(消泡剤内服、のど・鼻の麻酔)
2.検査(5〜10分程度)
必要に応じて鎮静剤を使用します。
口からの方はマウスピースを装着します。
3.休憩
鎮静剤を使用した方は、リカバリースペースで約30~60分休んでいただきます。
4.医師からの説明
検査終了後、画像を見ながらご説明します。
- 受付でお会計をする際、必要な次回の診察予約をお取りします。
- 鎮静を使用した日は運転不可(自動車・バイク・自転車)。ご来院の際は公共交通機関または送迎をご利用ください。
- 症状や内服、処置の有無により追加の個別指示をお渡しします。
費用について(目安)Gastroscope-08
胃カメラ検査の費用は、保険診療で受ける場合と自由診療で受ける場合で大きく異なります。
保険診療
日本では「国民皆保険制度」により、病気や体調不良がある場合には医療費の大部分を健康保険が負担します。
そのため、胃カメラ検査が医師によって「診断・治療のために必要」と判断された場合は保険適用となり、患者さまは自己負担割合(1~3割)のみをお支払いいただきます。
例:
- 胃痛、胸やけ、黒い便、貧血など症状がある
- 胃潰瘍や胃がんが疑われる
- ピロリ菌感染が疑われる
→このような場合は、保険診療が適用されることが一般的です。
保険診療の費用は診療報酬点数で全国一律に定められており、自己負担割合や追加検査の有無によって実際の費用が変わります。
| 検査内容 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|---|
| 胃カメラのみ(観察のみ) | 約1,500~2,000円 | 約3,000~4,000円 | 約4,500~6,000円 |
| 胃カメラ+病理検査 | 約3,000~4,000円 | 約6,000~8,000円 | 約9,000~12,000円 |
※上記は目安です。
※別途、診察料・薬剤料などがかかる場合があります。
※生検数や検査内容により費用が前後することがあります。
自費診療(自由診療)
症状がなく、予防目的や健康診断、人間ドックなどで胃カメラ検査を受ける場合は、病気の診断を目的としないため健康保険は適用されません。
この場合は検査費用を全額自己負担(自費診療)で受けていただくことになります。
例:
- がん検診や健康チェックとして受けたい
- 職場健診でバリウム検査があるが胃カメラを希望した
- 症状はないが念のため胃の状態を確認したい
→このような場合は自費診療(自由診療)となります。
詳しい費用につきましては健診ページをご覧ください。
病理組織検査について(生検)Gastroscope-09
病理検査(生検)とは?
胃カメラ検査の際、炎症・びらん・潰瘍・ポリープ・色調変化など、詳しく調べる必要がある部分を認めた場合には、必要に応じて「病理検査(生検)」を行います。
病理検査とは、粘膜の一部を小さく採取し、顕微鏡で詳しく調べる検査です。
見た目だけでは判断が難しい病変について、より正確な診断を行うことができます。
病理検査は痛い?
組織を採取する際に、胃の粘膜を数mmほど採取しますが、通常は痛みを感じることはほとんどありません。
鎮静剤を使用している場合は、眠っている間に終了することも多く、一般的に負担の少ない検査です。
病理検査を行った後の注意点
病理検査後は通常大きな問題はありませんが、まれに出血を起こすことがあります。
検査当日は以下にご注意ください。
- 刺激物・飲酒は控えてください
- 激しい運動は避けてください
- 医師の指示がある場合は食事内容にご注意ください
検査当日は以下にご注意ください。
- 黒い便が続く
- 吐血
- 強い腹痛
- 気分不良・ふらつき
結果説明について
検査当日、検査終了後に実施した検査内容についてご説明いたします。
病理検査の結果につきましては、通常2週間程度お時間をいただいております。
ピロリ菌についてGastroscope-10
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)は、胃がんの重要なリスク因子とされている細菌です。
長期間感染が続くことで慢性的な胃炎を引き起こし、将来的に胃がんへ発展する可能性があります。
当院では、胃カメラを受ける際の問診でピロリ菌の感染歴について確認しています。
検査を希望の方や、除菌治療をご希望の方、過去の感染歴が気になる方もお気軽にご相談ください。
詳しくは「ピロリ菌検査・除菌」ページをご覧ください。
よくある質問Gastroscope-11
当日に胃カメラ検査はできますか?
症状や当日の予約状況によっては、当日検査が可能な場合もあります。
ただし、安全に検査を行うため、原則として事前診察およびご予約をお願いしています。
胃カメラ検査では、以下の条件が必要となります。
- 検査前の絶食(通常は前日夜以降)
- 内服薬の確認(血糖薬やIBD治療薬、血液をサラサラにする薬など)
- 鎮静剤使用の有無の確認
そのため、事前にお電話または受付にてご相談いただくとスムーズです。
なお、強い痛みや出血が疑われる症状がある場合は、緊急対応が必要なこともあります。
その際は、まずお電話でご連絡ください。
胃カメラはどれくらいの頻度で受ければよいですか?
年齢、ピロリ菌感染歴、胃炎や潰瘍の有無、家族歴などに応じて検査間隔は変わります。ピロリ菌感染や胃疾患の既往がある方は1〜2年に1回が基本とされています。健康でリスクが低い方でも、2〜3年に1回程度は検査しておくと安心です。検査の適切な頻度は、医師と相談しながら個別に決めることをおすすめします。
症状がなくても胃カメラを受けたほうがいいですか?
はい。ピロリ菌感染や早期の胃がんは自覚症状がないことが多いため、症状がなくても定期的な検査が大切です。
妊娠中の胃カメラは避けたほうがいいですか?
胎児への影響や母体の負担を避けるため、当院では基本的に妊娠中の胃カメラは実施しておりません。必要に応じて総合病院や産科併設病院にご紹介いたします。ご不安なことがあればお気軽にご相談ください。
授乳中でも胃カメラを受けられますか?
授乳中でも胃カメラを受けることは可能です。
ただし、鎮静剤を使用するかたは、授乳時間の調整が必要です。
授乳中で胃カメラを希望される方は、事前に診察を受けていただき、看護師や医師にご相談ください。検査後、授乳を再開する適切なタイミングについても、一緒に検討いたします。







