食道粘膜下腫瘍とは?
Esophageal Submucosal Tumor-01
食道粘膜下腫瘍(しょくどうねんまくかしゅよう)は、食道の粘膜の下にできる腫瘍の総称です。
多くは良性で、症状がないことも多く、健康診断や胃カメラで偶然見つかることがあります。
食道粘膜下腫瘍の主な種類
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食道粘膜下腫瘍にはさまざまな種類があります。
ほとんどは良性で、症状がなければ経過観察で管理できます。
- 主な良性腫瘍
平滑筋腫、顆粒細胞腫、脂肪腫、のう胞、血管腫 - まれに注意が必要な腫瘍
消化管間質腫瘍(GIST)、神経原性腫瘍、悪性リンパ腫
内視鏡や必要に応じた検査で、腫瘍の性質を確認し、適切な管理や治療を行います。
食道粘膜下腫瘍の症状Esophageal Submucosal Tumor-03
多くは無症状で、上部内視鏡検査(胃カメラ)などで偶然発見されます。
稀に次の症状が現れることがあります。
- 食べ物がつかえる感じ
- 飲み込みにくさ
- 軽い胸の違和感や胸やけ
食道粘膜下腫瘍の診断・検査Esophageal Submucosal Tumor-04
上部内視鏡検査(胃カメラ)
食道の粘膜の下に隆起として確認できます。
必要に応じて組織検査(生検)を行い、腫瘍の性質を詳しく調べます。
超音波内視鏡検査(EUS)
内視鏡の先端に超音波装置を付けて、腫瘍の大きさや深さ、内部構造を詳しく観察する検査です。
必要に応じて、針を用いて組織を採取することがあります(EUS-FNA)。
画像検査(CT、MRIなど)
大きな腫瘍や悪性が疑われる場合に、食道外への広がりやリンパ節転移の有無を確認するために行われます。
上記のうち、当院では、胃カメラ検査やCT検査による初期評価を行っています。
より専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、連携医療機関へご紹介し、スムーズに診療を受けていただけるようサポートいたします。
食道粘膜下腫瘍の治療Esophageal Submucosal Tumor-05
食道粘膜下腫瘍の治療は、腫瘍の種類や大きさ、症状の有無などによって異なります。
多くの良性腫瘍では、症状がなく大きさに変化がない場合、定期的な胃カメラ検査などで経過観察を行います。
一方で、
- 腫瘍が大きい場合
- 短期間で増大している場合
- 悪性の可能性が否定できない場合
- 飲み込みづらさなどの症状がある場合
には、追加検査や切除治療が検討されます。
治療が必要と判断した場合には、連携医療機関と連携し、適切な治療につなげていきます。
食道粘膜下腫瘍は、多くが良性ですが、種類によっては慎重な経過観察や追加検査が必要となることがあります。
健診や胃カメラで指摘された場合は、一度ご相談ください。







