誤飲とは?
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誤飲とは、誤って異物を飲み込んでしまうことを指します。
- 小さなお子さまがおもちゃやコイン、ボタン電池を飲み込む
- 高齢の方が薬の包装(PTPシート)ごと飲み込んでしまう
といったケースはよく見られます。
また、魚の骨が喉や食道に引っかかるなど、誰にでも起こりうる身近なトラブルです。
異物によっては、放置すると食道や胃の炎症、出血、穿孔(穴が開くこと)などを引き起こす危険があります。
異物を飲み込んだ場合は、自己判断せず、できるだけ早く受診することが大切です。
小児の誤飲について
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当院では小児の診療は行っておりません。
小児は症状が急変することがあるため、誤飲が疑われる場合は、総合病院など小児診療に対応した医療機関を速やかに受診してください。
特に、ボタン電池・磁石(マグネット)・尖ったものを誤飲した場合は、緊急の対応が必要となることがあります。
消化管異物とは?よく見られる異物の種類Foreign Body Ingestion & Removal-03
消化管異物とは、食道や胃などの消化管内に、本来食べるものではない異物が入り込んだ状態を指します。
よく見られる異物(代表例)
- コイン
- ビー玉
- ボタン電池(特に危険)
- 磁石(特に危険)
- 小石
- 小さなおもちゃ
- 抜けた歯
- 銀歯などの詰め物
- 錠剤薬の包装(PTPシート)
また、食べ物として口にした魚の骨も、消化管異物の一つです。
さらに、サバ・イワシ・イカなどの生魚(お刺身)を食べた際に、寄生虫「アニサキス」が体内に入り、強い腹痛を起こすことがあります。
アニサキスも広い意味では消化管異物として扱われ、必要に応じて内視鏡で摘出を行います。
異物が詰まりやすい場所Foreign Body Ingestion & Removal-04
| 部位 | 特徴・注意点 |
|---|---|
| 咽頭・喉頭 | 魚の骨や小さな硬い物が引っかかりやすく、耳鼻咽喉科と連携することもあります。 |
| 食道 | 硬い食品や魚の骨、硬貨が詰まりやすく、閉塞や痛みが強い場合は緊急対応が必要です。 |
| 胃 | 食道を通過した異物が留まることがあります。小さな玩具、硬貨、針、ピアスなどが対象です。 |
| 小腸・大腸 | 小腸・大腸 食道や胃を通過した異物が到達することは比較的まれですが、形状によっては腸閉塞や穿孔を起こすことがあります。 |
消化管異物によって起きる主な症状Foreign Body Ingestion & Removal-05
食道に異物がある場合
- つかえ感や胸・喉の違和感
- 嘔吐や唾液の増加
- 痛みや胸の奥の圧迫感
中には、吐血や呼吸困難など、窒息に近い症状が現れることもあります。
このような場合は、緊急の受診が必要です。
胃や腸に異物がある場合
- 食道を通過した異物はほとんど無症状で、飲み込んだことを忘れてしまうこともあります。
- 胃内で穿孔が起きると、腹痛や発熱、腹膜炎の症状が現れることがあります。
- 腸管が閉塞すると、嘔吐、腹痛、腹部膨隆などの症状が出ます。
内視鏡異物除去の基本的な流れForeign Body Ingestion & Removal-06
- 異物を飲み込んだ時間や種類を確認します。
- 症状の有無を聞き取り、危険度を判断します。
- 口腔内や咽頭の観察
- 胸部・腹部の触診
- 必要に応じて血圧や脈拍などのチェック
- X線検査:骨や金属などの硬い異物の位置確認
- CT検査:消化管損傷が疑われる場合に実施
- 基本は絶食ですが、緊急の場合はそのまま処置することもあります
- 局所麻酔や鎮静剤を使用(胃カメラと同様の前処置)
- 口から内視鏡を挿入して異物の位置を直接確認
- 専用の鉗子やネットで慎重に摘出
- 魚の骨やアニサキスなども、内視鏡で直接確認しながら摘出します
- 消化管粘膜に損傷や出血がないかチェック
- 必要に応じて痛み止めや胃粘膜保護薬を処方
- 飲食再開のタイミングは医師の指示に従います
- 粘膜に損傷があった場合は柔らかい食事や薬で経過観察
- 体調の変化や再発症状があれば早めに受診
受診の目安
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消化管に入った異物は、種類や場所によっては、痛み・出血・感染・穿孔などの合併症を起こすことがあります。
特に、次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
- 喉や胸につかえ感がある
- 嘔吐や唾液が多く出る
- 強い痛みや異物感が続く
- ボタン電池や磁石を飲み込んだ可能性がある
異物の種類や症状によっては、内視鏡による摘出や専門的な治療が必要となることがあります。
当院では、状態を確認したうえで、必要に応じて適切な医療機関をご案内しております。
受診先に迷う場合も、お気軽にご相談ください。







