肝機能異常とは?
Liver Dysfunction-01
肝機能異常とは、血液検査でAST、ALT、γ-GTP、ALP、ビリルビンなどの数値に異常がみられる状態をいいます。
健康診断や人間ドックで、AST、ALT、γ-GTPが高いと言われた方や、肝機能異常を指摘された方は、まずは当院へご相談ください。
肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、異常があっても初期には自覚症状がほとんどないことがあります。
そのため、症状がない場合でも、肝機能異常を指摘された際には原因を確認することが大切です。
当院では、血液検査・腹部超音波検査(エコー)・CT検査などを組み合わせ、肝機能異常の原因を評価しています。
肝機能異常を指摘される原因
Liver Dysfunction-02
肝機能異常の原因はさまざまです。
主な原因として、以下のようなものがあります。
- 脂肪肝(MASLD)
- アルコール性肝障害
- B型肝炎・C型肝炎
- 薬剤性肝障害
- 自己免疫性肝疾患
- 胆石症、胆管炎など胆道系の病気
- 肝硬変
- 肝がん
- 過度な運動や筋肉由来の数値上昇
- 一時的な体調不良
特に近年は、食生活の乱れや運動不足、肥満、糖尿病、脂質異常症などに関連した脂肪肝が多くみられます。
また、γ-GTPが高い場合には、飲酒習慣や胆道系の病気が関係していることもあります。
肝機能異常の症状
Liver Dysfunction-03
肝機能異常があっても、初期には自覚症状がないことが多くあります。
進行した場合や炎症が強い場合には、以下のような症状がみられることがあります。
- 全身のだるさ
- 疲れやすい
- 食欲低下
- 吐き気
- 右上腹部の違和感
- 皮膚や白目が黄色くなる
- 尿の色が濃くなる
- むくみ
- 腹部の張り
特に黄疸、強い倦怠感、発熱、腹痛などがある場合は、早めの受診が必要です。
肝機能異常の診断・検査
Liver Dysfunction-04
肝機能異常を指摘された場合には、数値の種類や程度、生活習慣、内服薬、飲酒歴などを確認しながら原因を調べます。
血液検査
AST、ALT、γ-GTP、ALP、ビリルビンなどを確認します。
必要に応じて、糖尿病、脂質異常症、炎症反応などもあわせて評価します。
肝炎ウイルス検査
B型肝炎・C型肝炎など、ウイルス性肝炎の有無を確認します。
腹部超音波(エコー)検査
脂肪肝、肝腫瘍、胆石、胆管拡張などがないかを確認します。
CT検査
肝臓・胆のう・膵臓などを詳しく確認し、腫瘍や胆道系の病気がないかを評価します。
当院では、腹部超音波検査(エコー)やCT検査など、必要に応じた画像検査を院内で行っております。
また、大阪府肝炎ウイルス検査事業にも対応しております。
詳しくは「検診・健診ページ」をご覧ください。
肝機能異常の治療
Liver Dysfunction-05
肝機能異常の治療は、原因によって異なります。
脂肪肝が原因の場合は、食事・運動・体重管理など生活習慣の改善が基本となります。
アルコールが関係している場合は、飲酒量の見直しや禁酒が必要になることがあります。
B型肝炎・C型肝炎などのウイルス性肝炎が見つかった場合は、専門的な治療や定期的な経過観察が必要です。
薬剤が原因と考えられる場合は、内服薬の確認や調整を行います。
原因に応じて適切な治療を行うことが大切です。
さいごにLiver Dysfunction-06
肝機能異常は、健康診断で偶然見つかることが多く、症状がないまま進行している場合もあります。
「少し数値が高いだけ」と自己判断せず、原因を確認することが大切です。
当院では、血液検査・腹部超音波検査・CT検査などを用いて、肝機能異常の原因を確認し、必要に応じて生活指導や治療、経過観察を行っています。
健康診断で肝機能異常を指摘された方は、お気軽にご相談ください。







